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読書や日記

読書の記録や日記を書いています。

『そして生活はつづく』星野 源

星野源さんの『そして生活はつづく (文春文庫)』読了。

 

星野さんの初のエッセイ集ということで、最新の『いのちの車窓から』とはずいぶん違う印象を受けた。

最新を興味深いエッセイとすると、本書は面白いエッセイというのがしっくりくる。

星野さんのダメっぷりが凄いのだ。

料金支払いの話、うんこの話など、失礼ながら友人にいたとしても、

「こいつはロクな生活を送らないだろうな」と思うほどである。

笑える内容が多い。

 

ただ、バカな一面を持ちながらも隠さず、一方多方面で活躍する、そんな星野さんだからこそ多くの人に愛されているのではないかと思う。

ますます興味が湧いた。

 

読書嫌いな人でも夢中で最後まで辿り着く。

星野源の魅力がたっぷりつまった本だ。

 

 

そして生活はつづく (文春文庫)

そして生活はつづく (文春文庫)

 

 

 

 

『ブルース・ブラザーズ』(映画)

星野源さんの『そして生活はつづく (文春文庫)』を読み始めた。

 

すると『ブルース・ブラザース (字幕版)』という映画が紹介されていた。

どうやら本作の主演であるダン・エイクロイドは星野さんの憧れらしい。

星野さんといえば、何足ものわらじを履いているが、

ダンも歌って踊って、演奏して芝居をして脚本を書く、というわらじの履きっぷりだ。

星野さんの幅広い活動に少なからず影響を与えた人だろう。

 

「これは見なければいけない」という感情が起き、祈るようにAmazonプライムビデオで検索したところ、なんと無料で見れる。

本は一旦置き、すぐに見始めた。

 

作品は、一言で言うとハチャメチャだ。

トーリーは、自分達が育った孤児院を救うためにバンドを再結成してお金を集めるというものだが、

プロセス・ラスト共に良い意味でぐちゃぐちゃだった。

出演者はジェームス・ブラウンレイ・チャールズなどそうそうたる面子。

ダンの演技を見ようと思っていたのだが、単純に映画の面白さに引き込まれていた。

 

多くの人に一度見てほしい。

普段は映画を見ない人でも楽しめるはずだ。

 

 

ブルース・ブラザース [DVD]

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『いのちの車窓から』星野源

星野源さんが面白い。

今更と言われそうだが、今気になったのだからしょうがない。

 

音楽家でありながら俳優もこなす。

かと思えば、ラジオでは下ネタのオンパレード。

その星野源さんには文筆家という一面もあるらしい。

本好きとして、読まないという選択肢はない。

 

ドラマ、大ヒット曲、何気無い日常。

すべて引き込まれた。

普段エッセイは読まないが、他の著書をもっと読みたいと思った。

もしGWの序盤であれば「今年の連休は星野源の本で終わっちゃったよ」と言うところだった。

 

魅力溢れる書き手が描く日常は、やはり面白い。

その事を再認識した。

 

GWも残り少ないが、もう一度書店に足を運ぶ必要がありそうだ。

 

 

いのちの車窓から

いのちの車窓から

 

 

 

 

古典を読むのがしんどい時は

読書をしていると必ず聞くことが「古典を読め」だ。

 

しかし苦手な人も多いのではないかと思う。

僕も堅苦しい文章構成など苦手であったが、古典を読む上で参考になる考え方があった。

 

要約や解説文を読めば、その本の結論は把握できます。しかし、その結論に到るまで、著者がどのようなプロセスをたどり、どのような材料を用いて論証しようとしているのかという部分にこそ、我々が真に知るべき情報が詰まっているように思います。
コツコツと論理構成を追っていくことで、プラトン、イエス、孔子といった賢人の人間像がおぼろげながら見えてきます。すると、世の中に横たわるさまざまな問題に対し「この人ならどう考えるだろうか」という意識が働くようになります。

 

慎泰俊氏の言葉だ。

知識を身に付けることを主眼において読書をすると、平易な文章で情報が書かれている本を優先させてしまう。

するとハウツー本にばかり目が行く。

 

そういえば、経営コンサルタント小宮一慶氏も論理を著書のなかで論理を追うことの重要性を解かれていた。 

慎氏が言うように、論理構成を追うという視点を持てば、古典に挫折せずにすむのではないだろうか。

 

 

『リーダーの教養書』

このままでは、教養ブームが単なる「物知り競争」に終わってしまうーそんな危機感を抱いたことが、本書を発案したきっかけだ。

本書のおわりにはこんな言葉が書かれている。

確かに、僕も含め教養という魔法のフレーズに多くの人が魅かれている気がする。

 

しかし、そんな一過性のブームに魅かれないよう、教養を学ばなければいけないのではないか。

 

このままでは、何十年前から言われているにも関わらず、真の意味で身に付けることが出来ている人が少ない「英語」になってしまいそうだ。

 

本書では、11の分野で活躍する人が推薦本を選んでくれている。

各分野の人は出口治明氏のような教養業界の有名人をはじめ、様々だ(教養業界なんて業界があるのかは分からないが)。

 

教養本の厄介なところは、読んでも実はそんなに教養が身に付くわけではないところだと思う。

一過性のブームにのらないためにも、本書を読み、更にそこから一歩進め、読書を行う必要がある。

 

 

 

 

リーダーの教養書 (NewsPicks Book)

リーダーの教養書 (NewsPicks Book)

 

 

 

 

『世界を変えた10冊の本』

本が世界を変えることはあるのか。

答えは「ある」だ。

読者が感化され、行動することで歴史が変わるからだ。

 

本書では『聖書』『コーラン』『種の起源』『資本論』など、世界を変えた本が紹介されている。

 

しかし、このような恐ろしいほどの力を持つ書物を実際に読んだことがある人は少ないのではないだろうか。

 

本書では池上彰氏が選び抜いた10冊の本が紹介・解説されている。

10冊が何か知るだけでも、お金を払いたくなるものだが、解説も加えられている。

これは買わざるを得ない。

 

本書を読み、実際に紹介されている本を読むことで、教養を深めることができるだろう。

 

 

世界を変えた10冊の本 (文春文庫)

世界を変えた10冊の本 (文春文庫)

 

 

 

『おとなの教養』

教養とは何なのか。

分かりそうで、中々分からない。

その教養について、当代随一のジャーナリストである池上彰氏が書く。

これだけで読書好きは読みたくなる。

 

本書では、池上氏が「自分自身を知る」ことこそが現代の教養だろうとおっしゃっている。

本当の教養とは、すぐには役に立たないかもしれないが、長い人生を生きて行く上で自分を支える基盤になるもの。

そのような、生きる力になるものは「自分がどういう存在なのか」を見つめていくことではないかということなのだ。

 

では、具体的には何なのか。

池上氏が考えるのは次の7つだ。

①宗教②宇宙③人類の旅路④人間と病気⑤経済学⑥歴史⑦日本と日本人

 

学校で習う科目とは随分違う。

自分自身を知る、ということを主題に添えてあるからだ。

本書では、これらの礎となる必須の項目が書かれている。

 

すぐに役に立つものはすぐに役に立たなくなる。

大学でも、即戦力となる学問を教えようとしている今こそ、本書を読む意義があると思う。