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読書や日記

読書の記録や日記を書いています。

『おとなの教養』

教養とは何なのか。

分かりそうで、中々分からない。

その教養について、当代随一のジャーナリストである池上彰氏が書く。

これだけで読書好きは読みたくなる。

 

本書では、池上氏が「自分自身を知る」ことこそが現代の教養だろうとおっしゃっている。

本当の教養とは、すぐには役に立たないかもしれないが、長い人生を生きて行く上で自分を支える基盤になるもの。

そのような、生きる力になるものは「自分がどういう存在なのか」を見つめていくことではないかということなのだ。

 

では、具体的には何なのか。

池上氏が考えるのは次の7つだ。

①宗教②宇宙③人類の旅路④人間と病気⑤経済学⑥歴史⑦日本と日本人

 

学校で習う科目とは随分違う。

自分自身を知る、ということを主題に添えてあるからだ。

本書では、これらの礎となる必須の項目が書かれている。

 

すぐに役に立つものはすぐに役に立たなくなる。

大学でも、即戦力となる学問を教えようとしている今こそ、本書を読む意義があると思う。